PDF電子書籍をタブレットやスマホでKindleのリフロー形式のような使い勝手で読みたい
動機
最近のOReillyの電子書籍も、PDFだけの提供のものも多いです。
有料のツール等でePubに変換しても、文章が前後したり画像のレイアウトが崩れたりと100点は出せませんでした。
また、Kindleでも固定レイアウトとして扱われ、ハイライトやコメントが入れられずやりたいことに対して不十分でした。
結論
PDF電子書籍ならば、Adobe Document Cloud
を使うのがベストだと思います。
2GBまで無料で利用できます。最大ファイル100MBです。
電子書籍を格納するには十分な容量です。
Adobe Document Cloud って?
ざっくり言うと、PCやスマホ・タブレット、もしくはブラウザでPDFの管理や編集ができるサービスです。
詳しくはここ
Androidでは、Adobe Acrobat Reader
アプリでAdobe Document Cloud
にログインできます。(iOS未確認)
電子書籍リーダーとしての Kindle VS Adobe Acrobat Reader
Androidスマホ/タブレットでの電子書籍リーダーとしてのメジャーな機能を比較しました。
Kindleはリフロー形式、Adobe ReaderはPDFを読むときの機能です。
両者特に遜色なしです。
機能 | Kindle | Adobe Acrobat Reader |
---|---|---|
読んだ位置の記録と同期 | 〇 | 〇 |
ハイライト | 〇 | 〇 |
メモ | 〇 | 〇 |
ブックマーク | 〇 | 〇 |
オフライン(要事前ダウンロード) | 〇 | 〇 |
電子書籍のアップロードは非常に楽
Kindle
だと、自炊した書籍をUPするのは大容量の添付ができるメール、もしくはiPhoneのKindleアプリが必要で非常に面倒でした。
スマホ/タブレットのAdobe Acrobat Reader
に電子書籍をUPするのは、PC等でAdobe Document Cloud
にPDFをUPするだけで非常に楽です。
スマホのAdobe Acrobat Reader
の使い勝手
おおざっぱにスクリーンショット貼っておきます。
- アプリを起動し、メニューから設定を開く
Adobe Document Cloud
にログインします
Adobe Document Cloud
に保存しているドキュメントが表示されます。
- ハイライトやメモを入れることも可能です。
- メモやハイライトを一覧表示できます。
まとめ
Adobe Acrobat Reader
と Adobe Document Cloud
はPDFの電子書籍リーダーとして非常に優秀です。
Fire HD
にAdobe Acrobat Reader
を入れると便利になる夢を見ました。(自己責任です)