Xbox Cloud Gamingについていろいろ試した
TL;DR
- Fire TV 4KではXbox Cloud Gamingは動作しないと思われる。
- Xbox Cloud Gamingではds4windowsを使えばDualShock4のコントローラーが使える。
- Xbox Cloud Gamingはローカルマルチプレイヤーは対応していない。(一部対応しているものもあるとのことだが未確認)
- 「Xbox Game Pass Ultimate」のサブスクリプションが1つあると、別のMicrosoftアカウントでも「Xbox Game Pass For PC」のサブスクリプションが利用できる。(噂では10台まで)
Fire TV Stick 4K で Xbox Cloud Gamingができないか
コンソールもPCもなしでゲームできないかと思い試した。
試した内容
Xbox Cloud Gamingを起動すると、「このアプリにはGoogle開発者サービスが必要です」といったメッセージが表示されそれ以上進めない。
Aptoid TVよりGoogle開発者サービスをインストールした。 手順は「Fire TV StickにAptoide TVを入れてGoogle Playアプリを簡単インストール」を参考にした。
Google Playインストール後、Xbox Cloud GamingでMicrosoftアカウントのログインができることを確認した。その後再起動したら、Fire TVが再起動を繰り返し使用不能になった。
余談 Fire TV Stick 4k 復旧作業
下記動画を参考に、USBキーボードをFireTVに接続し、「Control + Alt + Menu + PrintScreen + i」を長押ししてセーフモードで起動。工場出荷状態にリセットして復旧できた。
PCにDualShock4を接続してゲームできないか
Xboxのコントローラーは高いし売っていないので、既にあるDualShock4が使えないか試した。
試した内容
定期的に「A」ボタンが押される謎の症状になってゲームのプレイは難しい。
redditのこちらの投稿で「ds4windows」を使うとXbox Cloud Gamingでも DualShock4使えるとあり、これを試すと正常動作した。
PCにコントローラーを2つ接続して2人プレーできないか試した
DualShock4とXboxコントローラーの2つを接続してXbox Cloud Gamingを起動したが、片方しか認識されない。
Xboxのコントローラーしか対応していないのかと思い、Xboxのコントローラーを2つ接続したがやはり片方しか認識しない。
redditのこちらの投稿では、ローカルマルチプレイは無効になったとMSのサイトに記載があるとのこと。ソース見つけられず。
Microsoft Communityの投稿では一部のゲームではローカルマルチプレイヤーに対応しているとの情報がある。試していない。
Xbox Game Pass Ultimateのライセンス1つで複数人プレイする方法はないか
- こちらのredditの投稿で、「MicrosoftStore」を「Xbox Game Pass Ultimate」のサブスクリプションがある人でログインして、「Xboxアプリ」を別「Microsoftアカウント」でログインすると別ユーザーでもサブスクリプションが共有できるという情報がある。
「Xbox Game PassPCサブスクリプションを家族と共有する方法」を参考に試すと、クラウドゲームから「プレイ」ボタンは押せるが、特にメッセージもなく起動せず元の画面に戻る。
上記の状態の「Xboxアプリ」で「GAME PASS」->「自分のサブスクリプション」からライセンス状況を見ると「Xbox Game Pass For PC」と記載されている。「Xbox Game Pass For PC」のサブスクリプションではクラウドゲームはできないので上記挙動をすると思われる。
下記方法でMinecraft Dungeonsは複数人プレイができた。
Surface Book 2 + Oculus Quest 2 で Steam VR をやる
Steam VR をやりたくて、PC環境を深く考えず Oculus Quest 2 を購入した。
PC は Surface Book 2 (NVIDIA® GeForce® GTX 1060 単体 GPU と 6GB GDDR5 グラフィックス メモリ)でスペックは足りるだろう思っていたらいろいろ困った。
下記を試したが、最終的にはVirtual Desktop経由でSteam VRが実行できた。
Oculus Linkの互換性満たしていなくても、マシンスペックが十分であればVirtual Desktop経由での Steam VRは可能ということが分かった。
1. Oculus Link は使えない
Surface Book 2 のGPUは GeForce GTX 1060Mとのことで使えないことが分かった。
PCにインストールしたOculus アプリで下記のように表示されて動作しない。
Oculusアプリでのエラー
2. インターフェイスの制限でeGPUもパフォーマンスが出ない
Surface Book 2 は USB 3.1 Gen 1なので外付けGPUでも帯域が足りなさそうとのこと。(追加でお金がかかるので試していない。)
3. Virtual Desktopで Steam VR
手順を説明している記事はたくさんあるのでそちらを参照。
例えば下記記事にあるような手順でVirtual Desktopで Steam VRができる環境を作ると Surface Book 2 でも Steam VRができた。
意外と明示されてないが重要なポイントは、 Oculus アプリ
をPCにインストールすること。インストールしていないと Steam VR起動時に(1114)のエラーが発生して動作しない。
Windows Insider Programで「この Windows ビルドは間もなく期限切れになります」が出て困った
Windows Insider Programで下記メッセージが表示されてWindowsの更新ができなくなって困った。
メッセージ
この Windows ビルドは間もなく期限切れになります
現象
定期的に上記メッセージが表示される。
Windows Updateでチェックしても新しいビルドは適用されず、そのまま期限切れを迎えた。
対応
下記URLの内容を実施すると、新しいビルドが適用された。
- Devチャネルにして「更新プログラムのチェック」を実施。
- ベータチャネルにして「更新プログラムのチェック」を実施。
山善 インフレータブルソファ を修理した
愛用のインフレータブルソファに穴が開き、空気が抜けるので修理をした。 修理した情報は見つけられなかったので共有しておく。
セロハンテープ
ソファー内部はビニールの風船みたいなやつなので、手ごろなセロハンテープでふごうとしたが、ビニールにはセロハンテープは引っ付かない。
自転車パンク修理キット
セロハンテープ同様ひっつかない。
ビニール補修テープ
ビニール補修テープをつかって穴をふさいだ。
人が乗る圧力には耐えられず、テープが血管のようにはがれて空気が抜ける。
ゴリラテープ
その筋では有名らしいゴリラテープで補修した。 現在安定運用している。
その他の気づき
何度もソファーをばらして組み立ててをした気づきだが、各パーツ間の継ぎ目をきっちり閉めないと空気がぬけることがわかった。 空気を入れる口も蓋をしないと空気が抜けることが分かった。
穴の補修が不十分なのかの判断に迷うので継ぎ目と、蓋はきっちり塞いで検討したい。
PDF電子書籍をタブレットやスマホでKindleのリフロー形式のような使い勝手で読みたい
動機
最近のOReillyの電子書籍も、PDFだけの提供のものも多いです。
有料のツール等でePubに変換しても、文章が前後したり画像のレイアウトが崩れたりと100点は出せませんでした。
また、Kindleでも固定レイアウトとして扱われ、ハイライトやコメントが入れられずやりたいことに対して不十分でした。
結論
PDF電子書籍ならば、Adobe Document Cloud
を使うのがベストだと思います。
2GBまで無料で利用できます。最大ファイル100MBです。
電子書籍を格納するには十分な容量です。
Adobe Document Cloud って?
ざっくり言うと、PCやスマホ・タブレット、もしくはブラウザでPDFの管理や編集ができるサービスです。
詳しくはここ
Androidでは、Adobe Acrobat Reader
アプリでAdobe Document Cloud
にログインできます。(iOS未確認)
電子書籍リーダーとしての Kindle VS Adobe Acrobat Reader
Androidスマホ/タブレットでの電子書籍リーダーとしてのメジャーな機能を比較しました。
Kindleはリフロー形式、Adobe ReaderはPDFを読むときの機能です。
両者特に遜色なしです。
機能 | Kindle | Adobe Acrobat Reader |
---|---|---|
読んだ位置の記録と同期 | 〇 | 〇 |
ハイライト | 〇 | 〇 |
メモ | 〇 | 〇 |
ブックマーク | 〇 | 〇 |
オフライン(要事前ダウンロード) | 〇 | 〇 |
電子書籍のアップロードは非常に楽
Kindle
だと、自炊した書籍をUPするのは大容量の添付ができるメール、もしくはiPhoneのKindleアプリが必要で非常に面倒でした。
スマホ/タブレットのAdobe Acrobat Reader
に電子書籍をUPするのは、PC等でAdobe Document Cloud
にPDFをUPするだけで非常に楽です。
スマホのAdobe Acrobat Reader
の使い勝手
おおざっぱにスクリーンショット貼っておきます。
- アプリを起動し、メニューから設定を開く
Adobe Document Cloud
にログインします
Adobe Document Cloud
に保存しているドキュメントが表示されます。
- ハイライトやメモを入れることも可能です。
- メモやハイライトを一覧表示できます。
まとめ
Adobe Acrobat Reader
と Adobe Document Cloud
はPDFの電子書籍リーダーとして非常に優秀です。
Fire HD
にAdobe Acrobat Reader
を入れると便利になる夢を見ました。(自己責任です)
Hyper-v上にVMware ESXiをインストールする
基本的には下記参考URLの手順で問題なくインストールできましたが、はまるポイントが多かったので手順を記録しておきます。
主に参考にさせていただいたURL
ESX on Hyper-vでWindows10の上にESXiを立てる
VMware ESXi on Hyper-V ができるようになったので、検証環境の準備がさらに楽になった
手順
主に上記参考サイトの手順通りです。
躓いたところのみ記載しています。
1. 「Windowsの機能」で Hyper-Vを有効化する。
2. VMware ESXiのインストーラーISO作成(ESXi-Customizer-PS-v2.6.0.ps1)
ESXi-Customizer-PS-v2.6.0.ps1
で下記エラー発生
An unexpected error occured: [WinError 10054] ?????????????????????????????? ???????????????????????????????????????????????? If requesting support please be sure to include the log file C:\Users\n-noguchi\AppData\Local\Temp\ESXi-Customizer-PS-3700.log
下記コマンド実行後にESXi-Customizer-PSを実行すればうまくいくことがあります。 やらなくても何度もやるとなぜかうまくいくことがあります。
PS C:\work> [Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol =[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor [Net.SecurityProtocolType]::Tls12 PS C:\work> ESXi-Customizer-PS-v2.6.0.ps1 -sip -vft -load net-tulip
参考: ESXi-Customizer-PSが[WinError 10054]エラーを吐くときの覚書(PowerShellでTLS1.2を有効化する方法)
ちなみに、net-tulip
はVMware ESXi
のレガシーネットワークアダプター
用ドライバとのこと。
3. Hyper-V上にVM作成
ネットワークアダプタはレガシーネットワークアダプター
で作成します。
接続先の仮想スイッチは、現在ネットワークにつないでいる物理アダプタと別の物理アダプタを指定します。これはレガシーネットワークアダプター
の縛りのようです。
「管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプタの共有を許可する(M)」を外します。
参考: ESX on Hyper-vでWindows10の上にESXiを立てる
■インストール後の注意
レガシネットワークアダプタは外部ネットワーク扱いとなるため、ホストが同じNICを共有しているとL2でルートが組めずESXにアクセスできません。
対処法としてはUSB等の拡張NICを使い、ESXとホストで別々のNICを使うことで対応が可能となります。
4. Nested VM 設定(Enable-NestedVm.ps1)
5. CD/DVDドライブにVMware ESXiのISOをマウント
6. VMを起動してインストール
カーネルオプションにignoreHeadless=TRUE
を忘れると途中でインストーラーがすすまなくなります。
インストーラーの起動だけでなく、インストール後も同様に起動しなくなります。
参考: VMware ESXi on Hyper-V ができるようになったので、検証環境の準備がさらに楽になった
7. VMware インストール後、設定ファイルを変更
これをやらないと、VMware ESXi上にインストールしたVMが起動しません。 エラーメッセージも謎で、一番はまりました。
VMware Host Client
上に表示されるエラーメッセージ
失敗 VMware ESX と Hyper-V には互換性がありません。 VMware ESXを実行する前に、システムからHyper-Vロールを削除してください。
VMwareの上の/etc/vmware/config
に下記を追記すると、VMware ESXi上のVM起動できました。
vmx.allowNested = “TRUE”
参考:Install a VMWare ESXi 6.0 Hypervisor in a Hyper-V VM
@Tom Watson: Adding a line to /etc/vmware/config with vmx.allowNested = “TRUE”
8. VMware ESXi の起動オプションを変更
ESXiを起動するときに毎回ignoreHeadless=TRUE
の設定を入力するのは手間なので
下記コマンドで起動オプションに自動的に入るように設定しておくのがおすすめです。
esxcfg-advcfg --set-kernel "TRUE" ignoreHeadless
参考: VMware ESXi on Hyper-V ができるようになったので、検証環境の準備がさらに楽になった
その他
インストール後、VMware Host Client
上で、「現在 ESXi を評価モードで使用しています。このライセンスは 60 日後に有効期限が切れます。」というメッセージが表示されます。
無料のライセンス認証した後も、VMware Host Client
は使えました。(vSphere Web Client
みたいに、「vCenter
の評価期間終わると使えません」とはなりません。)
WSL2のUbuntu18.04LTSでapt updateエラー
Windows Insider Program のスローリングでもWSL2が使えるようになりましたが、セットアップするとはまったので記録しておきます。
原因
時刻のずれによりapt update
が正しく動作しない。
対応
WSL2でも使える sudo date -s [時刻]
で時刻を設定後、apt update
する。
内容
apt-updateで下記エラー
noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$ sudo apt-get update [sudo] password for noguchi: Hit:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic InRelease Get:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates InRelease [88.7 kB] Get:3 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security InRelease [88.7 kB] Get:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports InRelease [74.6 kB] Reading package lists... Done E: Release file for http://archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/bionic-updates/InRelease is not valid yet (invalid for another 15h 41min 37s). Updates for this repository will not be applied. E: Release file for http://security.ubuntu.com/ubuntu/dists/bionic-security/InRelease is not valid yet (invalid for another 12h 16min 17s). Updates for this repository will not be applied. E: Release file for http://archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/bionic-backports/InRelease is not valid yet (invalid for another 12h 18min 13s). Updates for this repository will not be applied. noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$
参考URLの情報より、時刻のずれが原因と判明。
WSL2の場合、systemd関係のコマンドやtimedatectlコマンドも怒られるので下記コマンドで時刻設定後正しくupdateできた。
noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$ date Wed Dec 11 07:03:21 JST 2019 noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$ sudo date -s "2019/12/11 23:19:30" Wed Dec 11 23:19:30 JST 2019 noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$ sudo apt-get update Hit:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic InRelease Get:3 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security InRelease [88.7 kB] Get:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates InRelease [88.7 kB] Get:5 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/main amd64 Packages [593 kB] Get:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports InRelease [74.6 kB] Get:6 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/main amd64 Packages [816 kB] Get:7 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/main Translation-en [194 kB] Get:8 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/restricted amd64 Packages [15.1 kB] Get:9 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/restricted Translation-en [4684 B] Get:10 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/universe amd64 Packages [626 kB] Get:11 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/main Translation-en [288 kB] Get:12 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/restricted amd64 Packages [24.1 kB] Get:13 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/restricted Translation-en [6620 B] Get:14 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/universe amd64 Packages [1033 kB] Get:15 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/universe Translation-en [209 kB] Get:16 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/multiverse amd64 Packages [6120 B] Get:17 http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/multiverse Translation-en [2600 B] Get:18 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/universe Translation-en [319 kB] Get:19 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/multiverse amd64 Packages [9284 B] Get:20 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/multiverse Translation-en [4508 B] Get:21 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports/main amd64 Packages [2512 B] Get:22 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports/main Translation-en [1644 B] Get:23 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports/universe amd64 Packages [4028 B] Get:24 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-backports/universe Translation-en [1856 B] Fetched 4414 kB in 5s (856 kB/s) Reading package lists... Done noguchi@DESKTOP-H406S9B:~$